スキップしてメイン コンテンツに移動

au冬モデルでタブレットが出なかった理由を考えてみる

ようこそ

11月22日auで冬モデルとしてスマホ2機種、ガラホ2機種の4機種が発表されました。秋モデルとして発表されたスマホ3機種をあわせるとスマホ5機種、ガラホ2機種の計7機種です。秋モデルの3機種に関してはこちらに解説や感想書いているので見ていただけると幸いです。

2017年冬モデルの解説と雑感 ①au編

相変わらずバナー広告の扱いがiPhone>ピタッとプラン>三太郎の日>秋冬モデルなのですがバナー広告に冬モデルのことが一切なかったソフトバンクよりもましだと思います(ちなみにドコモは一番最初に冬モデルの広告がでます)。



スマホ2機種はisaiとAQUOS Compactという他社でも取り扱っているモデル(これで秋冬に関してはauのみが扱っているものはないことがわかりました)、ガラホはGRATINAとAQUOSとどっちもどっちなものが出ることになりました。


ここで気になったのはルーターやタブレットがい1機種も出なかったことです。ルーターに関しては新しくUQ WiMAX でWX04という機種がauのLTE回線に対応したので出るのかなと思っていましたが出ませんでした。

WX04


タブレットについてはドコモやソフトバンクでは出ていたので疑問に思いました。何せMNPによる他社への乗り換えが少なくなっている今、1番新規契約を取りやすい(あるいは取らなきゃいけない)のがタブレットだからです。スタッフだった頃、スタッフの使命はタブレットを売ることといわれていたぐらいだからです。さぞかし、今のショップスタッフはいい思いをしているのかもと考えました。

しかし、そんなことはなさそうだと思います。家電量販店にいくと大々的にタブレット一括0円だったり、ショップの窓にもタブレットの告知がされていたりと昔と変わらないのかなと思います。そこでなぜ今回auが新たにタブレットを発表しなかったのか考えていこうと思います。


まず、第一にあげられるのはタブレットはスマホと比べて買い替え需要が低く長持ちし易い傾向があります。タブレット界の雄でもあるiPadもiPhoneの販売サイクルよりも少し遅く、だいたい1年~1年半で1回のサイクルです。

また、生産コストも関係ありそうです。今のQua tabシリーズは8インチも10インチもスペックに関しては抑えられていますが日常的に使うには問題なさそうなものです。無理して新しい商品を作るぐらいなら本体料金を安くしてユーザーに還元しようということも考えられるでしょう。

今のタブレットの料金プランも原因の1つかもしれません。今のタブレットプランの主流はタブレットプラン ds(3年契約)というものです。スマホとセットにしてデータを共有するというものなのですが、これが3年契約になっています(2年のものもありますが、タブレットを一括0円にするための口実として3年契約を前提にしているお店が多くほとんどいないと思います)。あまり記憶が定かではないのですが2年前のこの時期ぐらいに始まったと思います。なので、買い替えの時期でもある3年後ではないので発売を見送ったのではないかとも考えられます。

もちろん、タブレット端末の売上減少も原因の1つにありそうです。スマホの大型化とハイスペック化に伴いタブレットとスマホの差異がつきにくくなりました。そのため、今までだったら画面の大きさなどで訴求できたのですが、スマホでできることをどうして持ち運びにくいものをプラスで買わなければいけないのか?と消費者は考えるようになったのでタブレットの売上は世界的にみても下がっています。iPadminiが
2015年を最後に発売されていないのはこれが原因だと思います。


様々な点が色々と絡み合って今回はauのタブレット発売はなかったのだと思いました。
しかし、ガラケーやガラホとの2台持ちでタブレットを愛用しているかたもまだまだ一定数いますし、高齢者ほどタブレットは画面が大きいですし、また直感的に動作が行えるのでスマホよりも使い勝手が良いはずです。そして何よりも1番台数を稼げる端末であると思うので発売されなくなるということはないとは思います。今回のauの判断はどうなるのでしょうか?

にほんブログ村 スマホ・携帯ブログへ
にほんブログ村

コメント

このブログの人気の投稿

iPadとiPhoneなら共有できるのでゲームデータもそのまま使える

ようこそ iPhoneにできなくてAndroidにできることは今では少なくなりましたが今だに結構あります。逆も然りでAndroidにできなくてiPhoneにできることはいっぱいあります。 その1つがiPhoneとiPadの連携です。 簡単にいうとiPhoneで使っていた続きをiPadでできる。当然その反対もできるというものです。 Androidにもできるアプリはありますが(クラウドに保存されるタイプやGoogleサービスなど)大半のアプリは連携がとれません。例えばLINEもスマホとタブレットで別々のアカウントが必要ですし、大半のゲームアプリにしてもそうです。これだと、スマホでやっていたゲームの続きをそのまま家でタブレットを使って続きをするということができないという不便さがあります。 iPhone&iPadなら連携できる。 iPhoneとiPadを持っているならお互いに連携ができるというメリットがあります。   例えばLINE。LINE for iPadは廃止になりましたが、iPhone(Androidスマホでも可)のLINEアカウントがあれば同時にログインが可能です。これなら家ではiPad使っていてiPhoneをほとんど見ないという場合でも(タブレット使っているとスマホ放置ってことが結構あります。気づいたら通知がいっぱいきていてビビった経験があります)連絡に気づくことが可能です。 ゲームでもiCloudでiPhone, iPadを同期しておけば基本的には大丈夫です。 方法は 「設定」→「iCloud」→「バックアップ」を開き、「iCloudバックアップ」をしておくだけでOKです。あとはWi-Fi環境があれば充電しておけば自動的にバックアップされるので同じアプリでも続きから楽しめることができます。 ゲームなんかは複垢といわれる何台かで行うという人もいますがその場合は同期をオフにしておけばOKです。 Facebook連携があればAndroidでも2端末でログインが可能 Androidではできないことはないのですが、やりかたが機種変更の手続きになりますので面倒ですし、リスクも多いので危ないアプリで2端末共有する他は難しいです。 しかし、Facebookに登録してあればFacebookを利用し

携帯ショップで嫌われるお客さんの特徴3つと嫌われるお客さんにならないために

ようこそ ここ最近店員とお客さんのトラブルをよく耳にします。いった言わないの論争から不当に押し売りされたとか理由は様々です。 僕はケータイショップに「お客さん」としていったこともありますし、「スタッフ」としてお客さんを接客したこともあります。勿論、スタッフもできればいいお客さんにあたりたいし、嫌なお客さんとは極力接したくないです。どこの業界でもそうですが当然裏では「あのお客さんは~だった」みたいなことはいわれています。あ~だ、こうだといわれるのは圧倒的に嫌なお客さんです。ではどういうお客さんが嫌われるのでしょうか? 嫌われる客の特徴3つ 1. MNP転売厨 今は規制が厳しくなったのであまりいなくなりましたが、一括0円+キャッシュバック付きのときはそれなりにいました。MNPしてくれるからいいお客さんでは?と思うかもしれません。確かに普通にMNPして普通に使ってくれたら別に構いません。しかし、転売厨はMNPしたスマホを売り、わざと料金の安いプランに変更します。大体そういう人はすぐにわかるのでいわれた通りにやれば問題ないのですが、めったに行わない手続きが多いので面倒だし、わかんないし、時間かかるし(何台も同じ作業やるため)で嫌われます。 2. 上から目線の客 どこの業界でもそうですが上から目線の客も嫌われます。接客業を下に見てるからなのか知らないけど「お客様は神様」とは言わんばかりにあれやれ、これやれといい、スタッフが提案しているのに聞く耳もたずいらねーといわれ、やらなかったらやらなかったで怒る客。まぁ、結構います。そういう客は大体大してお店に還元してくれないのですが。 3. あれもこれもやってという客 ショップスタッフではできないことも多々あります。 例えば、データの移行とか細かいアプリの説明とかです。 特にデータの移行に関しては昔はやっていたので今はどうしてできないんだ!と怒る客もいます。今の時代個人情報流出してしまったり、勝手に操作してデータ消してしまったら責任とれないのでやらないのですが。頼むからやってといわれもし消したら確実に怒るのでやりませんが。アプリに関しても標準のアプリならまだしもゲームのアプリの引き継ぎがわかんねぇから教えろとか店員からしてみたら知らねぇよ!アプリの提供会社に聞け!ここは何でも屋じゃないっ

Youtube アプリとブラウザどちらのほうがバッテリー消費が激しいか?

ようこそ スマホのバッテリー消費を改善する方法として以前からいわれていることが 「Youtubeはアプリからではなくブラウザ経由で見るべし」 ということがネットや雑誌で結構書かれていました。 しかし、最近はあまりいわれなくなったような気がします。 アプリを使ったほうがいいのかそれともブラウザ経由のほうがいいのか気になったので調べてみました。 条件は ・Xperia Z3 tablet compact(Android6.0) ・アプリは最新版、ブラウザはChrome ・それぞれ100%の状態にして他のタスクは全部きりBattery Mixのみ起動 ・2回の平均から算出 で行いました 結果 ・Youtubeアプリ     1回目  2回目 1時間  92%  93% 2時間  84%  86% 3時間  78%  77% 4時間  71%  69% 平均して1時間で7~8%消費し、4時間で 30% 減少しました ・Youtube ブラウザ(Chrome)     1回目  2回目 1時間  90%  89% 2時間  79%  79% 3時間  69%  67% 4時間  59%  57% 平均して1時間で10~11%消費し、4時間で 42% 減少しました 結果からアプリのほうがバッテリー消費が少ないことがわかりました。試しにBrackberryPriv(Android6.0)で同様の実験を行いましたがアプリのほうがバッテリー消費が少なかったです。 恐らくアプリの方でバッテリー消費の改善がされたと思います。アプリを作っている以上アプリは使って欲しいですからね。 今ではアプリのほうがバッテリーもつようになったのでアプリで使いましょう。 にほんブログ村