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12月からauのSIMロック解除の規定が変わります

ようこそ

突然ですが12月からauのSIMロック解除の規定が変わります!

今までは誰でもSIMロック解除が可能でしたが12月から利用者のみに変わります。

現状格安SIMをauで使う場合はドコモの格安SIMを使うよりも複雑でわかりにくいものになっています。今回の改定はそれをなくすためのものなのですが、今までのauスマホのSIMロック解除が必要なのかをみてみると、Androidなら

・ ~Lという端末(SOL25とかSHL23など;2012~2014年頃まで発売)・・・ SIMロック解除なしで使用可能

・ SHV31、LGV31、KYV31~33・・・ 使えない

・ 上記以外の2017年7月まで発売のVがつく機種(SOV31とかSCV31など)・・・ SIMロック解除したら使える

・ 2017年8月以降発売機種(SCV37、SOV36、SHV40;今年の冬モデル以降)・・・ SIMロック解除なしで利用可能

iPhoneなら

・iPhone5 ・・・エリアが限られるがSIMロック解除なしで利用可能

・iPhone 5S, 5c, 6, 6Plus・・・SIMロック解除なしで利用可能

・6s・6sPlus, SE, 7, 7Plus・・・SIMロック解除したら利用可能

・8, 8Plus, X ・・・SIMロック解除なしで利用可能

となっています。今はほとんどいないと思いますがiPhone4sや3G端末の場合は利用不可です。


今回影響を受けるのは2015年4月~2017年7月にかけての端末でこれらの機種はSIMロック解除をしなければau系の格安SIMを使えません。

今までだったら誰でもSIMロック解除が可能だったのですが今回の改定で購入履歴がある人のみに限られたので中古端末を買ってきてSIMロック解除して格安SIMで使うというやりかたができなくなりました。

今回の改定の打撃を受けるのは利用者よりもむしろ中古業者のほうが大きそうです。今回の改定の影響を受ける機種は3ヶ月~2年前の機種であり、これらの機種を機種変更していらなくなったので売ろうとしている人、前の機種が壊れて新しい機種を中古で購入する人の大半が選びそうな機種がほとんどだと思います。

中古業者も変なクレームをつけられたくはないとは思いますので12月からはSIMロック解除が確認されないと割引されたり、最悪受付自体断られてしまうかもしれません。また、買う側からみてもしっかりSIMロックが解除されているかどうか確認する(大抵の場合はSIMロック解除済というシールが貼られています)必要があります。

ここまでデメリットを書いてきましたがメリットもあります。2017年8月以降の端末であれば一括購入なら購入時、分割購入なら100日後以降にSIMロック解除が可能になります。従来が180日でしたので3ヶ月弱期間が短くなっています。また、同一回線(au→UQ mobileなど)の場合がSIMロック解除が必要ではなくなります。要するにドコモの格安SIMのやり方と一緒になるということです。


今回の改定の影響をもろに受けるのは「中古機の黄金世代」とも呼ばれる2015年~2017年上半期の機種です。買った後に気がついても遅いですのでSIMロックが解除されているかどうか念入りに確かめることがなによりも大事です。そして、ちょっとでも怪しいって思ったらその場で決めずしばらく考えることです。フリマアプリやオークション系は安いかもしれませんがちゃんと解除されているかどうか確認できない限り買わないほうが賢明でしょう。その点中古ケータイのショップはSIMロック解除ができているかどうか確かめますしその他クリーニングもしてくれるのである程度は安心して購入できるのかなと思います。

将来的に考えたらメリットありそうですが、現時点ではトラブルのほうが多くなると思います。何よりも自分でしっかり調べておくこと、確証がもてるまで動かないことがなによりも大事かなと思います。


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