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2017年冬モデルの解説と雑感 ④UQ mobile編

ようこそ

今日の冬モデル解説・雑感はUQ mobile です。




UQ mobile の今年度の機種数は2機種(10月のiPhone6sやZen Fone 4シリーズを入れると5機種)しか出しませんでした。去年は秋冬モデルとして8種類でていますので大幅に減りましたがこれにはどうやら理由があるそうです。

UQ mobile の端末の7割はiPhone, AQUOS L2, P10 Liteの3機種で占められているようです。その中でもUQが苦手だったゾーンがど真ん中(誰でも利用できる)ものと高齢の男性層ということで今回はこの2つに照準を合わせて新機種を投入したそうです。なので、今回は機種を絞っての投入とのことです。

1. AQUOS sense



UQ mobileでのど真ん中を狙った商品でいわば万人受けを狙った商品です。ドコモやau、SIMフリーとして出ているAQUOS senseとほぼ同一でUQ mobile の冬モデルならこの機種一択でしょう。

Snapdragon430(ミドルレンジのちょっとしたぐらいの性能)、3GBのメモリ、32GBのストレージ、1300万画素のカメラといった基本的な機能はミドルレンジのスマホとしては必要な機能はすべて搭載されています。

IGZOというバッテリー消費を抑える液晶を搭載しているので電池持ちもよさそうですし、このぐらいのレンジの機種としては珍しくFullHDなので画面もキレイにみれます。

ワンセグだけないのですがあると便利な指紋認証や防水・防塵も搭載しています。

料金も発表されていないのですが、すでに出ているドコモやauの料金が3万円台前半なのでそのぐらいで落ち着くかなと思います。


2. arrows M04 PREMIUM



UQ mobile のもうひとつの欠点でもあった高齢の男性向けの商品です。

ただ、ワンセグが欲しいのとより強固なモデルが欲しい人以外はAQUOS senseのほうが得でしょう。大してよくないCPU(arrowsM02の頃から使われているCPUをそのまま利用)、それ以上に料金が高いので全くおすすめできるメリットがない機種です。

それにも関わらず発売される理由は上の年齢ほどやたらと「日本メーカー」とくに「日本製」にこだわるのでそこを狙って開発から生産まですべて「日本」で行われています。

ただ、残念なことに完全日本製はコストがかかり過ぎますし、スマホの世界では日本メーカーが全く存在感を示せていないためどうしてもいい機種を作れない。作ろうとしても日本製にするととてもじゃないけど収支が追いつかないということがおきていしまっています。

arrows M04 PREMIUMがおすすめできない理由はこちらに載せていますのでみてください。


UQ mobileの端末の弱点部分はこの2機種の発表で埋められた感はあります。あとはフラッグシップモデルと女性向け商品がもっと拡充すると死角なしかなと思います。

人間、選べるものが多ければ多いほどいいものです。それぞれのニーズあったものを1つずつ用意するのも大事なのですが、このタイプの人はこの機種使ってってなると押し付けられた感が出てしまい、これは人間にとって非常にイヤなものです。何個か候補があると自分で決めたということになり安心と責任をもつということです。

フラッグシップに関しては10月にZen Fone 4がでましたが対をなす機種がもう一機種でると選択できるメリットが増えますし、女性向けもAQUOS senseやZen Fone 4 Selfie Proだとちょっと足りないので前あったハンドソープで洗えるスマホだったり、ポップなスマホが出たらおもしろいかなって思います。

UQ mobileは非常に勢いがありますが、ワイモバイルが長期利用者優遇を始めたり、楽天モバイルがスーパーホーダイを始めて同じようなプランを作ったりかけ放題つきのコミコミプランはいろいろなサービスを始めています。UQ mobileの場合ECサイトと連携していないのでポイントがつけられないというデメリットがあるのでKDDI(au)のサブブランドということを生かしていろいろなことにチャレンジして欲しいです。

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