スマホの設定で絶対に欠かせないのは「画面のロック」です。ロックを掛けないということは家に鍵をかけないでいることと同じことで誰かにスマホの中身覗かれて悪用されるかもしれません。
ロック方法ですが技術の発達により多くの種類のロックパターンが出てきました。どんなスマホにもついているものから最新の機能を搭載したもの、独自のロック解除パターンまでいろいろあります。今まで使っていたロックパターンを気分で入れ替えてもいいかもしれません。今回はいろいろなロック解除パターンを紹介していきます。
1. 標準ロックパターン
Androidの標準のロック解除モードです。どのAndroid端末にもこの4つの機能はついています。
1. スワイプ(Android, iPhone)
ロック画面下部の鍵を移動させるだけのロック解除です。初期設定ではこれになっていますが、覚えさえしたら誰にでもできることなので家でいうとドアは閉めているけど鍵は開けっ放しと同義です。
2. パターン(Android)
9つの点から4つ以上の点を選んで一筆書きで結ぶ方法です。意外にわかりそうでわからないのがパターンロックの特徴です。パターンも多くおよそ40万通りあるといわれています。デメリットは指紋でわかってしまうこと。防指紋のフィルム使っていてもわかる時があります。
3. PIN(Android, iPhone)
iPhoneではパスコードといわれる4桁または6桁の数字を入力する方法。Androidなら最大17桁まで入力可能です。覚えやすい反面、語呂や誕生日など推測されやすいものにしてしまいがち。語呂でも最初に1つ適当な数字を追加するだけでも全然違います。
4. パスワード(Android)
4~17字の英数・記号を組み合わせロック方法。PINを使うよりも安全な反面、多くのサイトでパスワードを同一にしていると自ずとスマホのロック解除も同じになりやすいという欠点がある。大して使わないようなサイトのパスワードとかなら一緒にしてもさほど問題ないでしょうがよく使うものは替えておくべきです。
以上がAndroidの標準のロック解除モードです。どのAndroid端末にもこの4つの機能はついています。
2. Smart lock
Android5.0より搭載された機能である一定の条件が整えばその条件を使ってロックを解除するという便利な機能です。Smart Lockだけの設定はできず、1.のロックを設定した上で行うというのが前提条件になります。いわゆる指紋認証もここにあてはまるのですがAndroid標準のものを紹介します。
Smart Lock いろいろあります |
1. 持ち運び検知機能
自分の手にスマホを持っている場合やカバンに入れて移動している場合ロックを解除してくれます。手に持っている場合やカバンの中に入っている場合まず手に取るのは大体本人でしょうから問題ないといえば問題ない?机におくなどして動かない状態で1分以上放置しておくとロックがかかります。懸念は持ち主なのかどうかは識別できません(当たり前か・・)。しかし、持ち主の行動パターンなどを認識して持ち主以外の人が持ち歩いてもロック解除できないらしい。これって結構すごいのでは?
2. 信頼できる場所でのロック解除
自宅など他人に取られる恐れが無いところではロックを解除できますよという機能。自宅でスマホ触る機会が多ければ楽な機能ですが、自宅にも見られたくない人はいる訳だし、GPSをONにしていなければならないです。
3. 信頼できる端末
suicaをタッチしたらロック解除も可能です |
例えば、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンなどスマホと一緒に使うものがBluetoothやNFCでつながっている場合、ロックは解除されるという機能です。NFCにも対応なのでSuicaでもau walletでもロック解除できます。ロック解除するためだけにいちいちSuica出すひとはいないでしょうが。
4. 信頼できる音声
「OK Google」というだけでロックが解除できます。ただ「あー」とか「いー」とか好きな人の名前叫んでも反応しないですし、google検索に直行なので音声で聞きたいことがない限り実用性は皆無です。
5. 認識済みの顔
いわゆる顔認証です。質がPINやパスワード・パターンロックよりも悪いですし、インカメが出てこない(Androidは)ので顔認証しているかどうかがよくわからないしインカメ見なければいけないので明らかに変な目線になってしまうのが欠点
6. 指紋認証(iPhoneにもある)
iPhone5s以降の機種にはついており、Androidでも富士通製品にもともとついていたものが今ではソニーやサムスンなどといった企業もつけるようになったので標準的な機能になっていきました。電源ボタンに触れる(もしくは指紋センサーに触れる)だけでロックが解除されますし、指紋は1人1人違うのでセキュリティ性は高いです。しかし、水で濡れたりふやけたりしていると反応が悪くなりますし、寝ている間に指でロック解除されるなど近場にいる人には少し注意を払わなければならない
7. 虹彩認証
富士通やサムスンなどが採用している最新の認証システム。瞳の黒目を覆う外周部分である「虹彩のシワ」という部分で判定を行う方法です。インカメラでできるので指紋センサーみたいな特別な機器がいらず、指紋認証よりも精度が高いし、流用されにくいのが特徴です。
3.メーカーによる独自のロック解除モード
1.ノックコード(LG)
「田」の字で4分割されている画面を順番に3~8回タップして認証する方法です。精度も高く画面がオフの場合でもタップしたらロック解除ができる仕様です。使ってみると結構便利らしい
2. 画像パスワード(Brackberry Priv)
Androidが入ったBrackberryことBrackberry Privで使える機能です。数字と画像を組み合わせて数字を画像のある場所にもっていくとロック解除ができる認証方法です。初見ではまぁ、わけわからないでしょう。数字も0~9しかないので簡単に当てられそうですが数字をピッタリ画像のある場所に合わせて指を離さないと認証されないのでなかなか難しいです。欠点は画像をあわせるのが難しいのと適当なところにあわせると自分が忘れるという欠点があるということ。
こんな感じ。初見ではわかりません。ちなみにBrackberryは10回間違えると強制オールリセットもできます。 |
画面ロックにも簡単なものから最先端のものまで多くの種類があります。自分にあった方法のロック解除をしてくれたらいいと思います。ロックだけは絶対かけてください!
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