スキップしてメイン コンテンツに移動

SIMロックとSIMフリ- なぜ、SIMフリーができたのか

こんばんは

SIMロックSIMフリー意味はなんとなくわかるけど格安SIMはSIMフリーじゃないといけないの今使っている端末使いたいんだけど使えるのって疑問に思っているかた結構いると思います。ので違いを今回説明していきます。

SIMとは


今までも格安SIMってずっとブログで書いていましたがそもそもSIMについて説明してませんでしたね。そもそもSIMとは

電波をつかさどるカード

です。またはICカードとかUIMカードとも呼ばれます。

普段使っているなかであまり意識はしないと思いますがこのカードを入れないと電波を受信することができません。また、この中には電話番号とかの契約者情報も含まれております。ここで重要なのはカードにはロックがかかってないということです。正確にはガラケーや初期のスマホにはかかっていることが多いですが、今現在のスマホにはかかっていません。なので、故障してしまって前使っていた携帯とカードの形が一緒だからカードだけ移しても電波は受信できます。あくまでカードと本体はバラバラだったのです。

SIMロックを何故かけていたのか?

だけど、昔はスマートフォンやガラケー単体では売ってませんでしたよね。必ず、携帯電話を購入するにはドコモとかauとかで通信契約を結んでそこの会社で扱っている携帯電話を購入していました。今も80%以上はこの形ですがこんなこと思ったことないですか?

カードだけとか本体だけって売ってないの?

常識というものは怖いもので恐らく大多数のかたはこんなこと微塵にも思ったことないと思います。カードと本体をセットで契約するこれが基本だったからです。なので、ドコモで契約したカードをソフトバンクの端末に入れても当然使えません。これがSIMロックです。昔はカードと携帯電話はセットだったのでどーしても欲しい端末が今使っている携帯電話会社で取り扱ってなかったら携帯電話会社を乗り換えるしか方法がありませんでした。また、安い料金プランがでたから乗り換えたくても端末を購入する必要がありました。実際日本だけでなく多くの国でこの制度が採用されてました。理由は違う会社のカードを入れたところで使えるかどうかわからないから。電波的に対応してない端末で電波を受信しようとすることは物理的に不可能で、端末とカードがバラバラだとまずそもそも対応しているのかどうかを調べる必要があります。逆にいえば携帯電話会社さえ決めれば少なくとも電波はつかむので考えることがひとつ減っていた状態でした。

SIMロックからSIMロック解除へ
なので、会社を乗り換える場合一から端末を新規で購入する必要があります。当然利用者は愛用していた機種をどんなに元気でピンピンしてようが手放さなければならず、そんなんだったら乗り換えなくていいやってなってしまいます。そのため、携帯電話会社は乗り換え時のコストを下げるべく一括0円とかの過剰なキャッシュバックを始めるわけです。これはさすがに国からも指導が入り会社を変えても引き続き使っている携帯電話を使えるようにしようよって動きになっていったのです。これがいわゆるSIMロック解除につながっていきます。

ロック解除を命令したは良いけど…
そうして2011年にドコモで始めてSIMロック解除に踏み切ったのですが、他の2社はなかなか踏み切ろうとしません。理由は
au そもそもドコモとSBと通信方法が根本から違うからロック解除したところで使えないから解除しないよ
SB 電波が悪いからそんなことしたらiPhoneユーザーみんなドコモにいってしまうから不人気端末でしかやりません。
って状態でした。しかし、国からの強い要請もあり去年の4月から本格的に始まりました。今では半年使えばSIMロックを解除できるようになりました。そのことによってより携帯電話会社を移動させやすくし競争を促そうとし始めました。

SIMフリーの時代へ
それと同時に格安SIMとか格安スマホとかが世間に出始め、またiPhoneとかNexusとかは携帯電話会社を通さず直接appleストアとかgoogleplayストアなどで販売されるようになりました。これらは、メーカー公式ショップで販売されるものなので携帯電話会社のロックをかけることができません。これがSIMフリーと呼ばれるものです。どこの携帯電話会社でもいいですよ。そのかわり自分で電波が適応するかどうかは調べてねっていうものになりました。

以上になります。まとめると
SIMロック端末は販売している会社の電波しかつかめないけど電波の面は保証できますよ。
SIMフリー端末はどこの携帯電話会社のカード入れても使えますよ。その代わり自分で端末とカードで適応するかどうか調べてね

これだけだと調べるのメンドーって思いますが、今の格安SIM会社は端末も取り扱っていますし、その端末を選べば問題なく使えますしロックもかかっていません。ので安心してください。

コメント

このブログの人気の投稿

iPadとiPhoneなら共有できるのでゲームデータもそのまま使える

ようこそ iPhoneにできなくてAndroidにできることは今では少なくなりましたが今だに結構あります。逆も然りでAndroidにできなくてiPhoneにできることはいっぱいあります。 その1つがiPhoneとiPadの連携です。 簡単にいうとiPhoneで使っていた続きをiPadでできる。当然その反対もできるというものです。 Androidにもできるアプリはありますが(クラウドに保存されるタイプやGoogleサービスなど)大半のアプリは連携がとれません。例えばLINEもスマホとタブレットで別々のアカウントが必要ですし、大半のゲームアプリにしてもそうです。これだと、スマホでやっていたゲームの続きをそのまま家でタブレットを使って続きをするということができないという不便さがあります。 iPhone&iPadなら連携できる。 iPhoneとiPadを持っているならお互いに連携ができるというメリットがあります。   例えばLINE。LINE for iPadは廃止になりましたが、iPhone(Androidスマホでも可)のLINEアカウントがあれば同時にログインが可能です。これなら家ではiPad使っていてiPhoneをほとんど見ないという場合でも(タブレット使っているとスマホ放置ってことが結構あります。気づいたら通知がいっぱいきていてビビった経験があります)連絡に気づくことが可能です。 ゲームでもiCloudでiPhone, iPadを同期しておけば基本的には大丈夫です。 方法は 「設定」→「iCloud」→「バックアップ」を開き、「iCloudバックアップ」をしておくだけでOKです。あとはWi-Fi環境があれば充電しておけば自動的にバックアップされるので同じアプリでも続きから楽しめることができます。 ゲームなんかは複垢といわれる何台かで行うという人もいますがその場合は同期をオフにしておけばOKです。 Facebook連携があればAndroidでも2端末でログインが可能 Androidではできないことはないのですが、やりかたが機種変更の手続きになりますので面倒ですし、リスクも多いので危ないアプリで2端末共有する他は難しいです。 しかし、Facebookに登録してあればFacebookを利用し

携帯ショップで嫌われるお客さんの特徴3つと嫌われるお客さんにならないために

ようこそ ここ最近店員とお客さんのトラブルをよく耳にします。いった言わないの論争から不当に押し売りされたとか理由は様々です。 僕はケータイショップに「お客さん」としていったこともありますし、「スタッフ」としてお客さんを接客したこともあります。勿論、スタッフもできればいいお客さんにあたりたいし、嫌なお客さんとは極力接したくないです。どこの業界でもそうですが当然裏では「あのお客さんは~だった」みたいなことはいわれています。あ~だ、こうだといわれるのは圧倒的に嫌なお客さんです。ではどういうお客さんが嫌われるのでしょうか? 嫌われる客の特徴3つ 1. MNP転売厨 今は規制が厳しくなったのであまりいなくなりましたが、一括0円+キャッシュバック付きのときはそれなりにいました。MNPしてくれるからいいお客さんでは?と思うかもしれません。確かに普通にMNPして普通に使ってくれたら別に構いません。しかし、転売厨はMNPしたスマホを売り、わざと料金の安いプランに変更します。大体そういう人はすぐにわかるのでいわれた通りにやれば問題ないのですが、めったに行わない手続きが多いので面倒だし、わかんないし、時間かかるし(何台も同じ作業やるため)で嫌われます。 2. 上から目線の客 どこの業界でもそうですが上から目線の客も嫌われます。接客業を下に見てるからなのか知らないけど「お客様は神様」とは言わんばかりにあれやれ、これやれといい、スタッフが提案しているのに聞く耳もたずいらねーといわれ、やらなかったらやらなかったで怒る客。まぁ、結構います。そういう客は大体大してお店に還元してくれないのですが。 3. あれもこれもやってという客 ショップスタッフではできないことも多々あります。 例えば、データの移行とか細かいアプリの説明とかです。 特にデータの移行に関しては昔はやっていたので今はどうしてできないんだ!と怒る客もいます。今の時代個人情報流出してしまったり、勝手に操作してデータ消してしまったら責任とれないのでやらないのですが。頼むからやってといわれもし消したら確実に怒るのでやりませんが。アプリに関しても標準のアプリならまだしもゲームのアプリの引き継ぎがわかんねぇから教えろとか店員からしてみたら知らねぇよ!アプリの提供会社に聞け!ここは何でも屋じゃないっ

Youtube アプリとブラウザどちらのほうがバッテリー消費が激しいか?

ようこそ スマホのバッテリー消費を改善する方法として以前からいわれていることが 「Youtubeはアプリからではなくブラウザ経由で見るべし」 ということがネットや雑誌で結構書かれていました。 しかし、最近はあまりいわれなくなったような気がします。 アプリを使ったほうがいいのかそれともブラウザ経由のほうがいいのか気になったので調べてみました。 条件は ・Xperia Z3 tablet compact(Android6.0) ・アプリは最新版、ブラウザはChrome ・それぞれ100%の状態にして他のタスクは全部きりBattery Mixのみ起動 ・2回の平均から算出 で行いました 結果 ・Youtubeアプリ     1回目  2回目 1時間  92%  93% 2時間  84%  86% 3時間  78%  77% 4時間  71%  69% 平均して1時間で7~8%消費し、4時間で 30% 減少しました ・Youtube ブラウザ(Chrome)     1回目  2回目 1時間  90%  89% 2時間  79%  79% 3時間  69%  67% 4時間  59%  57% 平均して1時間で10~11%消費し、4時間で 42% 減少しました 結果からアプリのほうがバッテリー消費が少ないことがわかりました。試しにBrackberryPriv(Android6.0)で同様の実験を行いましたがアプリのほうがバッテリー消費が少なかったです。 恐らくアプリの方でバッテリー消費の改善がされたと思います。アプリを作っている以上アプリは使って欲しいですからね。 今ではアプリのほうがバッテリーもつようになったのでアプリで使いましょう。 にほんブログ村